突板のグレードアップ、Live Natural Plus
皆さんこんにちは!さくパパです。
突板床材は住友林業の場合、朝日ウッドテックやエイダイなどから選べます。朝日ウッドテックの場合はLive Naturalというシリーズの中から選べますりこのままでもシート床材に比べて木質感溢れた素晴らしい床材になります。
ところが、この突板もグレードアップすることが可能です。Live Natural Plusという商品で、ちょっとだけ化粧板材が厚くなったものです。金額や質感についてレビューしたいと思います。
●突板、挽板の違い
どちらも合成板に木を薄くスライスした化粧板を貼ったものです。厚さによって質感と値段が大幅に変わります。挽板は十分厚いため、一本の木から作る無垢床と同程度の質感を得られるそうです。詳しくはフローリング総合研究所さんのページをご覧下さい。
https://www.woodtec.co.jp/lab/flooring/special-chikirin-1/
フローリング総合研究所さんの画像です。
●朝日ウッドテックの突板、挽板
朝日ウッドテックさんは床材を中心とした部材メーカーで、住友林業も提携しています。3種類のラインナップがあります。
Live Natural Premium いわゆる挽板です。
Live Natural Plus 今回ご紹介する突板です。
Live Natural 突板で、住友林業標準品です。
それぞれの違いですが、公式ホームページに以下の記載があります。
いずれも天然木を表面に使用した複合フローリングですが、主に表面に使用している天然木の厚みと、塗装の種類が違います。
「Live Natural Premium」は2㎜の挽き板、「Live Natural PLUS」は0.5㎜の突き板、「Live Natural」は0.3㎜の突き板を使用しています。塗装については、「Live Natural Premium」と「LiveNatural PLUS」には肌触りが良く滑らかな触感のナチュラルマット塗装、「Live Natural」には光沢感があって擦り傷に強いピュアハード塗装をかけています。
朝日ウッドテック公式サイトより引用しています。
https://www.woodtec.co.jp/customer/faq/detail-24/
ということで天然木の厚みは突板寄りですが、塗装は挽板寄りです。また実物をみるとわかりますが、Plusの方が溝が深いです。
●写真比較
朝日ウッドテックさんからサンプルを取り寄せました。全てハードメープルです。
左からLiveNatural(突板)、LiveNaturalPlus、LiveNaturalPremium(挽板)です。
今度は1枚ずつ見てみたいと思います。
※なぜか消えていたのでアップデートします。
Live Natural
Live Natural Plus
Live Natural Premium
やはりLive Natural Premiumが触り心地・見た目共に素晴らしいものがあります。Live Natural Plusは無印に比べて溝が深く、塗装もpremiumと同じですので触り心地も良いです。無印にはない光沢感が出ております。
●Live Natural Plusのメリット
無印のLive Naturalに比べて、光沢感、質感共に良いです。また当然と言えば当然ですが、標準設定外になるので、好きな樹種を選べます。
●Live Natural Plusのデメリット
オプション費用が発生しますが、樹種によっては住友林業標準設定の挽板Live Natural Premiumと遜色ないかもしれません。この辺りは営業さんや設計士さんとよく相談して欲しいと思います。
また住友林業では建具や巾木の色味は、標準設定の樹種に合うよう設定されています。樹種によっては合わせることが難しいかもしれません。
●Live Natural Plusの費用
住友林業で施工依頼したところ、突板標準設定に比べて坪1万円増額でした。私たちは朝日ウッドテックのショールームでブラックチェリーに一目惚れ。主寝室と書斎に採用しました。
●まとめ
突板のグレードアップ版、Live Natural Plusを紹介しました。是非とも朝日ウッドテックのショールームで体感して下さい。思った以上に差を感じられると思います。