住友林業で二世帯建てる!さくパパハウス

住友林業で二世帯を都内に建築中です!2022契約、2023引渡し予定です!

リフォームできない!検査済証がない古い住宅

こんにちは、さくパパです。

皆さん、検査済証はご存知でしょうか?

 

私たちは当初、費用節約のために既存住宅をリフォームして住むことを考えました。ところが複数者に見積もりをとったところ全て施工NG!

この検査済証がないため、構造にかかわるリフォームが一切できないとのことでした。さらにパネル工法で建てられていたため、室内の壁が全て構造壁。室内壁すら動かせない、まさに詰みの状況となり、リフォームを断念しました。

 

●検査済証とは?

家を建築する際、設計から完成までにいくつかの検査を受けることが義務であり、合格すると「検査済証」が施主に発行されます。

その検査とは、建築基準法で定められている「建築確認申請」「完了検査」の2つの検査のことで、この両方の審査・検査が完了し、その建物が建築基準法や関連法規の基準をクリアすると交付される書類になります。

引用:suumo 検査済証とは?確認済証との違いやいつもらえるのか、検査の義務化、再発行などの疑問を一撃解明!

https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chumon/c_knowhow/kensazumisho/

 

まとめると、

①法律を守って建てますか?=建築確認申請

②図面通り建てたよね?=完了検査

となります。この完了検査で役所の検査をパスすると、検査済証を発行してもらえます。

 

●昔はスキップされていた完了検査

今の時代からでは考えられませんが、なんと完了検査をせずに引き渡しをしてしまうことが業界として多くあったそうです。

今だったら完全なコンプライアンス違反なのですが、30年前は一般的だったそうです。

古い建物は、工事は完了していても、完了検査を受けないまま物件を引き渡したケースも多く、確認済証はあっても検査済証がない場合があります。また、長年のうちに書類を紛失してしまったケースもあるでしょう。増築や大掛かりなリフォームをしようとしても検査済証を持っていない場合、手続きが難航しますし、制約を受ける場合があります。

この話をリフォーム会社から聞いた時は、本当にびっくりしました。というか引きました…。

 

●古い建物の検査済証発行は難しい

検査済証は後から発行することが困難です。完了検査に相当する申請をもう一度行えば良いはずです。が、現実には厳しいです。

 

大きな問題となるのが、以下の2つ。

①リフォームや増改築で、確認申請時の図面と現況が異なる

たとえば壁の位置や、窓の位置、バルコニーの追加などです。我が家の既存建屋では、建築後すぐに後付けでバルコニーをつけたそうで、一発で不適合でした。図面通りとなるように修繕が必要とのこと。

建築基準法や条例が改正されている 

当時は建築基準法や条例を満たして建築したとしても、その後基準が変わり不適合になることが多々あります。これも問題視される模様。

 

●リフォーム会社に断られる我が家

①に該当した我が家。住友不動産の新築そっくりさんや、建てたハウスメーカーのリフォーム部門に相談しても、当時の図面に家屋を復元することは不可能と回答が来ました。仮にできても②で引っかかるので、辞めた方が良いと。。。そもそもリフォームしたくてストップかかってるのに、どうやって現況復帰するのか…。ということで、リフォームの道が閉ざされた我が家なのでした。

 

コンプライアンス順守の会社を選びましょう!

両親が既存家屋を建てる際に依頼したハウスメーカーは、スムストックに登録されるくらいの大手でした。しかし30年後に上記のハメ技をくらい、リフォーム不可となりました。時代も時代ですが、やはり問題なのはコンプライアンス意識。その後の人生設計に大幅な影響を及ぼします。

コンプライアンス順守の会社で建てましょう!今は完成検査まで義務化されているのでないとは思いますが、、建築関連の法令は複雑でよく改正され複雑です。さらに改正の動きもあるので、勉強している最大手群のハウスメーカーで建てるべきだと思いました。

 

●余談:パネル工法や2×6はリフォームが困難

既存家屋はパネル工法だったので、ほぼ全ての壁が構造壁でした。リフォームでは構造計算をし直すことができないので、殆どの壁を外すことが出来ませんでした。さらに追い討ちをかけるように、既存家屋のユニットバスやキッチン、洗面台が特殊サイズでした。標準寸法の設備を入れるためには壁をずらす必要があるのですが、パネル工法ではこれも出来ません。

 

●余談2:住友林業はリフォームしやすい

住友林業のビッグフレームは、ビッグコラムが入っている壁以外はずらせます!スケルトンリフォームできることを売りにしています。また間取り検討時も「将来間取り変更しやすいように、ここにはコラム入れないでおきますね」と、リフォームに対しても最大限配慮して頂きました!

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住友林業公式サイト https://sfc.jp/ie/lineup/proudio/sekkei/